異性に引かれる趣味というのは、空想空間的な趣味だ。
その空間では、現実には存在しないモノが存在したりするので、空間の外の現実にいる人には、全く価値観が分からない。
しかも空想だから、いくらでも本人の好き勝手に現象が発生する。
アイドルオタクが引かれる原因として「キモい空想(気持ち悪い空想)」が挙げられるだろうが、そう言う風に自分勝手に空想できるというところが、こういう趣味の特徴だろう。
そしてこだわりがあればあるほど、他人から引かれたり嫌われたりする、と言うこともある。
「アイドルの下着は白」なんていうこだわりは、いまどきアイドル本人も言わないだろう。
もちろん現実空間の趣味でも、他人が引くようなモノもある。
たとえば電車マニアには、電車のモーター音が好きだとか、列車の振動が好き、と言う人もいるようだが、これなんか「分かるような気もするが、引くかも」という感じだ。
エンジニアなどは、音で機械の調子を測ったりもするから、調子の良い音や力強い音というのは、心躍らせるモノなのかも知れない。
まとめてみれば、同好の士でない人が、感想を言えるような趣味は引かれにくい趣味だろう。
興味が薄い人でも会話に加われるような趣味は、広く交流を持つことができる。
園芸なら「きれいな花ですね」と、花の名前が分からなくても話はできるし、鉄道の趣味でも現物を見て何らかの感想を言うことができて会話もできる。
一方、アイドルやアニメ、フィギュアや占いと言った趣味の場合、そう言うことが難しい。
空想空間の趣味は、異世界に住んでいる住人、、と言う感じになってしまって引かれてしまうってことだ。
さて、異性に引かれる趣味の続きはこうなっている。
- 美容
- 鉄道
- ブランド・ファッション
- 化学・生物
- ゲーム
- 俳句、短歌、川柳など
- コレクション
- 筋トレ
- 古文
- 雑貨収集(文房具など)
- 自転車・オートバイ
- エコロジー
- 数学・物理・科学
- パズル
- 美術・骨董
このあたりの趣味は、もうほんとに好きずきといったところだろう。
収入が少ないのに、お金をドンドンつぎ込んでいたり、些細なことまで熱く語るようなら、どんな趣味でも引かれてしまう可能性は大だ。